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レビュー:メトロイドプライム完全版レビュー!!
コレ作るためのキューブ。
コレは本気で思いました。このゲームを作るためにこのハードは産まれたんじゃないかなと。
ソレだけの出来になってます。個人的に言うなら最高。

1986年にリリースされて以来隠れた名作として愛されつづけて来たメトロイドシリーズ。
名前だけが先行して実際プレイした事が無い人も多いと思います。つーか僕もそうだったし(笑)
そんな中シリーズ最新作として登場したのが
GBA発売のメトロイドフュージョンと、今回のメトロイドプライムです。

メトロイドプライムはシリーズ初の3D。主観視点を採用したゲームで、
4つのバイザー(視覚)を駆使して戦うゲームになっています。
ソコが人によっては3D酔い等を触発するかもしれませんが僕は感じなかったですね。

メトロイドシリーズの「核」って何かを考えた時、
「探索」と言う要素だろうなと。
ただ探索と言うゲーム性は面白く見せるのが凄く難しいと思います。
理不尽にムズカシイのはダメ。簡単なのは論外。悩むけど投げ出す前にわからせる。限りなくムズカシイ
が、メトロイドプライムではソレに成功しています。

戦闘を含めた秀逸な難易度バランス。それが全編にメリハリを持たせていて
メトロイドプライムを名作だと言わしめる理由だと思います。

そしてコレは"主観"ですが、プライムの「主観視点」とメトロイドの「探索」と言う要素は
限りなく相性が良いです。
逆に今まで「探索」と言うゲーム性を良く2Dで表現できていたなぁと驚く程ですね。

操作系は非常にわかり易く。そのくせ全てのボタン。レバーを使いますが、
終盤ではそれが難なく出来ている事が驚きですね。

舞台となるターロン4には
適度に広大なダンジョンがあり、それが幾つかのエリアに別れています。
同じマップでもモーフボール(玉になるアクション)等を
手に入れた後に通ると新しい道が開けるのがメトロイドシリーズの特徴で、
プライムでもソレは様々な場所で見られます。
ちょっと広い場所なら確実に発見がありますよ。探索→発見の連続でソレが特に中盤楽しくなってきます。
しかも終盤にさしかかってもソレが持続するのが素晴らしい。

4つのバイザーはそれぞれが個性的な特徴を持っていて、
サーモグラフィーを応用したバイザーや、敵の特徴を調査するスキャンバイザー等、
状況によって速やかに使い分けるゲーム性も生まれています。
コレはキャッチコピーの「目に見える物だけを信じるな」と言う所に繋がっていく要素なのですが 暗闇の中サーモバイザーを使っての戦闘や、怪しげな場所をスキャンして調べる等。
このゲームの素晴らしい所は、このバイザーシステムが非常に効果的に使われている所ですね。

戦闘に関してはFPS的な体裁を取っており、今後改良出来そうな要素もありますが、
自動標準を採用している分撃つだけと言う簡単な物になっています。
ソレでも単調であったり、淡白さがさほど無いのは、
戦闘の中心をFPS特有の「狙う」と言った部分から
「選ぶ」と言うゲーム性に変化させているからでしょう。
バイザーの切り替え、4つのレーザーの切り替え等による戦略があり、
総合的に見た時、非常にバランス良く完成されています。
挑戦→再挑戦の結果がちゃんと出るのが素晴らしいです。

グラフィックに関してはマリオやスターフォックス等に比べると水や氷等
自然物の表現に関して微妙な所がありますが全編を通して
主観だと目立ちやすい粗も見当たらず、丁寧に作られている印象を受けます。
バイザーに付く敵の粘液、水滴や水蒸気等、プレイヤー=サムスと言う印象を与える
効果的な演出は好印象です。

又、全編を通してサウンド面での演出効果も隙が無く非常に秀逸に出来ています。
正直、本気でサラウンドシステム欲しくなりますから(笑)
プライムでのゲーム音楽としての演出は極めて秀逸です。

ストーリーに関して言うならば、
高水準のグラフィックに対して与えられるデータがテキスト中心であると言う所が
非常に想像力を掻きたてるバランスになっています。
そのテキストも自ら採取していく(スキャンバイザーを使用する)必要があるのが
親切、不親切別れる所ではありますが、
RPG等のストーリーを展開していくゲームがお好みの人にとっては
イマイチわかり辛いかもしれませんが、
この突き放し具合が「サムス=プレイヤー」を強調していて探索感を煽りますね。

全体を通して見ると、
粗が無く、特徴的なシステムがあり、非常にバランスが良い。
難易度は高いのですが、特に意識せずクリアできる辺り普通に遊んでいればクリアできるレベルですね。
不満点は全て長所で補えるレベルであって、
唯一、FPSファンからはFPSとしては楽しめないとの評がありますが、
FPSではなく「メトロイド」だと言うある種違うジャンルであるという結論に辿りつけば
それは大きな問題じゃなくなります。
結果的にゲームキューブの中では頭一つ抜けたゲームとして完成されています。

3D酔いに不安がある人、
スキャニング等の要素が面倒臭いという人は恐らくプレイできないでしょうが
ゼルダ等を楽しめている人は十分楽しめるでしょう。

レビューアー:TIGER@虎裕 さん 投稿数11回

前回のレビュー
 ⇒レビュー:メトロイドプライム総括編part6(6.27)
 ⇒レビュー:メトロイドプライムpart5連動を試してみたよ!(6.26)
 ⇒レビュー:メトロイドpart4メトロイドフュージョン(6.24)
 ⇒レビュー:メトロイドプライムpart3(6.22)
 ⇒レビュー:メトロイドプライムpart2(6.19)
 ⇒レビュー:メトロイドプライムpart1(6.14)


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2003年7月1日 21:10:52
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